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キュービクルとは?🐯基礎(構造物)の目的と種類と設置場所

筐体

キュービクルの基礎とは、キュービクルを安定して支えるために設けられる構造物のことです。
キュービクルの荷重を地盤に均等に伝え、構造の安全性や耐久性にとって非常に重要です。

キュービクルの基礎には「ベタ基礎(コンクリート製)」「げた基礎(コンクリート製)」
乾式基礎(鋼製)」の3種類があります。
基礎の目的、種類、設置場所について説明します。

基礎の目的

●キュービクルに基礎を設ける目的は以下の6点です。
 1.振動/騒音の伝搬防止
  トランスから発生する振動と騒音を建築物・躯体に伝えないため
 2.建築構造への影響低減
  アンカーボルトを直接床に打つと建物に悪影響を及ぼす。建物と分離して安全に固定する
 3.荷重の分散、設置の安定性
  キュービクルの荷重が集中荷重にならない様分散させ、安定性を向上する
 4.配線スペースの確保
  ケーブルの下側からの引込みスペースを確保する
 5.雨水、埃の浸入防止
  キュービクルの高さを確保して雨水・埃の浸入を防ぐ
 6.防水層の確保
  建物構造とキュービクルとを切り離し、防水層を貫通させないでアンカー固定する。
  キュービクル設置により建物の防水を損傷させない

基礎の種類とメリット・デメリット

「ベタ基礎」「げた基礎」「乾式基礎」のメリット・デメリットは以下の通りです。

設置場所と基礎の種類

●地上設置には、耐久性・安定性・防水性の点より「ベタ基礎」が適しています。
●屋上設置には、重量制限の点より「乾式基礎」が適しています。

最後までお読みいただき ありがとうございます。

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初級設計者の一助になれば幸いです。

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